とある農園の雑記帳

農的暮らしの折々に感じたことを綴ります。チラシの裏デジタル版。

Hello world

SNSになんだか飽きてきたこの頃、ふとブログをやってみようかと思ったのは単なる気まぐれなのか。だが季節も変わるこの時期に、新しく始めることがあるのは良いものだ。

まあ今は、病院の待合室で時間を持て余しているところなのだが。

雨の朝、病院の待合室は高齢者でいっぱいだ。50過ぎのおっさんである私ですら彼らから見たら子ども世代。すこし居心地が悪い。

そもそも病院は嫌いだ。そして、雨の日も。

 

高校同級生のLINEグループで、同じクラスだった女性が入院中だと知った。LINE通知をミュートにしていたので、彼女の容体が今はもうずいぶん悪化してしまっていること、彼女の、もしかしたら最後になるかもしれない伝言メッセージなどの情報をいっぺんに受け取ったのは、他のメンバーからの激励メッセージの嵐すらすっかり落ち着いたあとだった。病名も、入院している緩和病棟というものがどういうものかも詳しくは知らないけれど、彼女がいま苦しくないよう、寂しくないよう祈るばかりだ。

 

さて、そうこうしている間に私の方も順番が回ってきた。採血が行われ、今は血液検査の結果診断を待っているところだ。落ち着かない。

我が血液中の悪玉コレステロールが、基準値内であるよう祈るばかりだ。

結果が良ければ、帰りに旨いものでも食べて帰ろう。朝から何も食べてないので妄想はどんどん膨らんでゆく。

 

外は雨が降り続いている。

人生も続いていく。